本業と副業で稼ぐ二刀流

ササキコジローが副業実践の合間に書くブログ

アップルが自動運転車の計画を中止 毎日200km運転していた僕が自動運転を求める理由

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ぞぞむ、コジローです。

アップルが自前で自動運転車の製造を目指す計画を中止したというニュースが飛び込んできました。

開発メンバーも数百人規模で削減したこも報じられていて、信憑性も確かなようです。

今後は自社で車両設計を行うか、自動車メーカーと提携するかを検討していくようです。

 

iPhoneMacbook proiPad miniユーザーである僕は

「いつか車もアップルの自動運転車に乗る」ことを夢見ていたので、これは残念です。

自動運転車にも賛否両論ありますが、毎日200km運転していた僕が自動運転車を求める理由をご紹介します。

運転で1日が終わります

 

前職で僕は毎日200kmも車を運転していました。

普段、運転をしない人は200kmがどのくらいかイマイチ距離感が掴めないでしょう。

だいたい、東京から長野くらいの距離です。

この距離を毎日運転していました。毎日が小旅行です。

 

車だけを運転していれば、200kmは時速100kmで走れば2時間でいけます。

(※例えの話しです。高速でも時速100kmはスピード違反になることがあります)

 

「なんだ、たったの2時間か」

と思われますが、実際に仕事ですとお客様先に向かっているわけです。

こっちのお客さんに会って、こんどはこっちのお客さん。

合間に電話で対応をして。

終わったらまた移動。

行き先と行き先の間が100km離れている、なんてこともザラでした。

こうしていると1日のほとんどが運転をして終わります。

 

だいたい、午前10時ころから車に乗って、夜21時ころに会社に帰ってきます。

その間、9時間くらいは運転をしています。

 

こうして書くと、改めてムダな時間だと感じますね。

1日9時間もの間、運転しかしていないのです。

 

仕事を進めることも、電話をかけることも、本を読むこともできません。

もちろん、眠ることもできません。

個人的にはこれが一番しんどかったです。

 

毎日寝不足だったので、自然とまぶたが閉じることがよくありました。

その度に生命の危機を感じるわけです。

はっ!!と気づいたら壁が目の前に迫っていたり・・・

こうして元気でいられるのが奇跡のようです。

 

何度も、「車が自動で進んでくれたら」

と思いながら運転をしていました。

僕のような仕事をしていた方、現在している方は特に自動運転車が待ち遠しいはずです。

したくもないスピード違反を無くて欲しい

仕事で車を使っていた時、スピード違反で警察の方にお世話になることもありました。

僕は別にスピードに酔いしれるタイプではありません。

しかし、仕事には約束の時間がつきまといます。

 

渋滞や事故が主な要因ですが、予め予定していた時間をよりも遅れてしますことが多々あります。

自分ではどうしようも無いことですが、社会人は言い訳できません。

例え事実だとしても、遅れたらそれは大きな罪となるのです。

 

なので、渋滞や事故に時間を取られたら、その分の時間を取り戻すためにいつもよりスピードを出して目的地へ向かいます。

トイレやご飯のために車を止めることなく、一心不乱に目的地へ向かうわけです。

 

ところが、そんな時はたいてい後ろから赤いランプを乱反射させる車が追ってくるのです。そう、パトカーです。大体が覆面パトカーです。

 

「後に続け」「左に寄せろ」

といった液晶を後ろの僕に見せながら誘導してくるのです。

 

かといっても、悪いのは僕です。

罰金も自腹で払います。

遅れたお客さんへは謝って、またできる限り急いで向かいます。

 

もし、自動運転車があったら、

到着予定時刻も正確に出るでしょう。

遅れると分かった瞬間に電話をして予め遅れる旨も伝えられます。

スピードを出しすぎることもありません。

罰金を自腹で払うこともありません。

 

何より安全であることが一番

交通事故は2015年のデータですと、年間536,899件もあります。

交通事故による死者も4,177名もいます。

(出典:公益財団法人交通事故総合分析センター)

 

交通事故の主な原因は、

安全運転義務違反が上位を占めています。

安全運転義務違反とは、おしゃべり、居眠り、脇見運転、操作誤りなどがあります。

 

自分で防げるものもありますが、人間にはミスもあります。

その時の体調や状況も関係してきます。

ちょっとしたことが、命を危険にさらしてしまいます。

 

交通事故の原因には、他にも交通ルールを誤って認識していることが原因で起こることもあります。

 

これが自動運転車ならば、人的ミスによる事故は大幅になくなるでしょう。

また、システムに交通ルールをプログラムしておけば交通ルールを破って起こる事故はなくなるわけです。

現状では、自動運転車による交通事故も海外で起きているようですが、

今後、システムも完備されれば、交通事故も確実に減らすことができると信じています。

 

まとめ

自動運転者は、普段から車に乗らなければ特に欲しいとも思わないでしょう。

ただ、以前の僕のように毎日長距離運転をしている人もいます。

こんな人には、自動運転車がどれだけ可能性を示しているか分かるはずです。

 

今回、アップルが自前での自動運転車の開発計画を中止にしたと報道されて残念ですが、自動運転車を開発しようとしているのはアップルだけではもちろんないので、近い将来、市場で出回ることを期待しています。

 

普段車に乗らない人にも、交通事故によって悲しみも作り出されていることも改めて認識し、交通事故を減らす一手としての自動運転車もあると感じて頂ければうれしいです。

 

それでは、また。