本業と副業で稼ぐ二刀流

ササキコジローが副業実践の合間に書くブログ

ボジョレーヌーボーが解禁 キャッチコピーなど飲む前の知識として

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こんにちは、コジローです。

毎年11月の第3木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日です。

今年も飲むぞーーー!

たくさん飲むぞーーー!

 

今まで何度かボジョレーヌーボーを飲んできましたが、

実はボジョレーヌーボーがナニモノか全く知りません。

今年も既に飲むことが確約されているので、ボジョレーヌーボーについて調べてみましたのでその備忘録をどうぞ。

 

ボジョレーヌーボーの解禁日はなぜ11月の第3木曜日?

 

ボジョレーヌーボーには元々、解禁日などは設定されていなかったようです。

すると、販売者が誰よりも先に売って集客を図ろうとして、ボジョレーヌーボーの質が落ちる恐れがでてきました。

そこで、ボジョレーヌーボーの質を守るために解禁日が設定されたようです。

 

では、なぜ第3木曜日なのか。

日付で指定されていた時期もあったようですが、解禁日が日曜日などになるとフランスのワインショップなどが休みなので売上に影響が出るとのことで、

第3木曜日に設定されたようです。

 

ワインの質を守るために、解禁日を設定し、

売上を守るために曜日で解禁日を設定しています。

なんとも絶妙なバランスのうえで、ボジョレーヌーボーの解禁日は成り立っているのです。

 

ボジョレーヌーボーを日本人が好きな理由3つ

過去のデータでは日本人のワイン消費量は年間2リットル/人のようです。

消費量が多い国だと年間50リットル/人もあるので、比べるとかなり少ない数字ですね。

しかしボジョレーヌーボーに関しては、生産された総数の半分ほどが日本に入荷されるようです。

なぜワインに馴染みが薄い日本で、ボジョレーヌーボーだけが人気なのかご紹介します。

 

日本人は初物を縁起物として食す

ボジョレーヌーボーという言葉は、「ボジョレー地区の新酒」を意味します。

日本人は昔から「初物」、その季節に初めて取れた物を縁起物として捉える風習があります。そうした日本の風習から見てボジョレーヌーボーの人気が出た、という説があります。

 

初物には、より多くの生命力や栄養が詰まっていると考えるのはいかにも日本人らしい素敵な考え方ですね。ボジョレーヌーボーも他国の物だとしても、その考えは日本人として持っておきたいです。

 

時差の関係で世界でもいち早く飲める

「初物」感と合わせて人気の秘密となったのが、

「時差の関係で世界でもいち早く飲める」ということです。

縁起物としての初物を世界でもいち早く飲めることが、イベント好きの日本人の心を掴んだという説があります。

 

「ハロウィン」もここ数年で日本に根付き、あの超イベントである「バレンタイン」をも超える経済効果をもたらすほどです。

昔はお祭りなどを楽しんでいましたが、日本人がイベント好きなのは今も昔も変わりませんね。

 

ボジョレーヌーボー人気の火付けはバブル期

ボジョレーヌーボ人気の発端はバブル期だと言われています。

物珍しさや、世界の物を手にすることが好きだった時代でした。

その頃にボジョレーヌーボの人気が出始めたと言われています。

 

ボジョレーヌーボ 今年のキャッチコピーは?

ボジョレーヌーボの人気について書いてみましたが、

何よりその人気を支えているのは、キャッチコピーではないかと考えています。

 

「〇〇年に1度の出来!」「今までで最高の味!」など大げさなほどの表現で毎年楽しませてくれます。そのキャッチコピーが面白く、

今年はどんなキャッチコピーだ?→どんな味だ?

と人気が出ていると考えられます。

 

2016年のキャッチコピーは、

「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい 」

となっています。

ちなみに、毎年付けられるキャッチコピーは公式のものではありません。

ボジョレーヌーボーを売りたい業者が、勝手につけているようです。

 

まとめ

調べて驚いたのが、ボジョレーヌーボーの半分は日本で消費していたこと。

世界のほとんどはボジョレーヌーボーに興味がないようです。

 

日本人の独特の考え方や風習などが相重なって、ボジョレーヌーボーが人気になっています。

 

しかし、その人気も今や落ち込み気味です。

若者の酒離れや新酒の目新しさの減少などが要因のようです。

とはいえ、年に1度の楽しみですから、美味しく頂いてきます。

 

それでは、また。